ゲストに喜ばれる結婚式を作る秘訣【ライティング編】

Wedding cake reception party

感動的な雰囲気の結婚式を作るには、ライティングや音響などを上手に活用することが必要不可欠です。

 

そこで今回は「ゲストに喜ばれる結婚式を作る秘訣【ライティング編】」と題し、ご紹介しましょう。

 

ライティングによって結婚式の感動的な雰囲気はより一層高まる

pixta_12097737_M

「居心地が良い」「なんだか楽しい」。人の感情は、雰囲気で動かされます。そのため、結婚式においては、雰囲気作りが最も重要と言って過言ではありません。では、どのようして、その雰囲気を作り出すのか。ひとつのツールが「ライティング」です。

 

例えば、ムービーやスピーチなどの演出を、ライティングによって間接的に煽り、盛り上げ、ドラマチックに仕上げることで感動的な雰囲気はより一層高まります。逆に、せっかくのムービーやスピーチの内容も、ライティング次第で台無しにもなりかねません。

 

わざとらしくなく、知らず知らずのうちに人々の心に入り込む。これが、ライティングの特徴です。

 

ライティングを疎かにすると、結婚式の雰囲気は単調なものに……

Man in outdoor wedding banquet party holding white wine glass

 

 

しかしながら、ライティングがある場合とない場合の比較や、その効果についての想像は容易ではありません。そのため、新郎新婦とお打ち合わせをしていても、予算を考えた際、ライティングに価値をあまり見出せず、カットの対象になることもあります。

 

ただ、例えば、好きな歌手やバンドのライブに行ったとしましょう。曲ごとにライティングが変わりますが、「もし、あのライティングが全く無かったら……」と想像してみてください。メリハリがなく、単調な雰囲気になると思いませんか?

 

では、結婚式の具体的なシーンでイメージしてみましょう。新郎新婦の中座中、ゲストは暗転した会場で、プロフィールムービーを鑑賞しています。ムービーが終わると、ふわっと会場の照明が明るくなり、ゲストは歓談を始めます。

 

そして、再入場の時間。入場曲の始まりと共に、会場は一気にディープブルーへ。パッと変わった世界に、ゲストの気持ちは盛り上がります。音楽に合わせて、煌めく光。華やかに彩られたところに、新郎新婦が姿を現します。

 

いかがでしょう?素敵な結婚式が思い浮かびませんか?

 

ライティングは、結婚式の縁の下の力持ち。多くのカップルが効果を絶賛!

 

ライティングは縁の下の力持ちとして、場面の切り替わりをゲストに知らせ、高揚感をもたらす役割も担います。

 

ちなみに、私のお客さまたちもライティングについてはギリギリまで悩まれます。しかし、多くの方が「あれだけ迷ったけど、本当にライティングを取り入れて良かった!あの効果はすごい!」と絶賛されています。ぜひ、結婚式にはライティングの活用を検討してみてください。

 

筆者:遠藤佳奈子/フリーウェディングプランナー・コンサルタント

2010年、日本では先駆けてフリーウェディングプランナーをスタート。そのパーソナリティや仕事は新郎新婦だけでなく企業からの信頼も厚く、都内ラグジュアリーホテルのスペシャルプランナーや、人気レストランのウェディングも任されている。2016年からはハワイでの邸宅ウェディングのプロデュースもスタート。三越伊勢丹とのコラボレーションや、ウェディング実用書の監修、ラジオなど、ウェディング業界のインフルエンサーとして幅広く活動している。■HP:http://www.wedding-lab.com/