プロポーズが成功し、両家への挨拶が無事に終わったら、いよいよ結婚式の準備!すぐに会場選びを始めたい気持ちは理解できますが、その前に確認しておくべき大切なことがあります。
今回は、結婚式準備の始め方について解説しましょう。
誰を結婚式に招待するのか、ざっくりとリストアップ
まずは、結婚式に招待する人数と、ゲストの客層を考えましょう。これによって、ホテル・レストラン・式場などベストな結婚式会場を選択していきます。
誰を結婚式に招待するのか、ざっくりとでも最初のうちにリストアップしておいてください。
「親族はどこまで呼ぶのか」「会社関係の人は招待するのか」といったことを互いに話し合い、招待するゲストの人数を擦り合わせましょう。
新郎側と新婦側の招待人数が均等でないことを気にする方も多いですが、最近ではあまり気にしなくて良い風潮になりました。
招待客リストや結婚式会場は両家のご両親に確認を!
ただし、人数のバランスや誰を呼ぶかについては、必ず両家のご両親に確認を。後になって、ご両親の知人や、ご近所の方をお呼びしなければならないことに気付くと、いろいろと面倒なことになるかもしれません。
結婚式会場決定までは、その都度きちんと「両家ご両親への確認」を行うこと。これが鉄則です。
結婚式会場についても、申し込む前に必ず両家のご両親にも確認を取るようにしましょう。
相談せずに決めてしまったがために、申込金を入金した後にキャンセルせざるを得なくなってしまうケースは意外と少なくありません。一旦、支払った申込金は返金されないことがほとんどですので、要注意です。
結婚式の準備においては最初の確認作業がとても重要
また、昨今では、結婚式準備のスタートの時点で、私のような「フリーランスのウェディングプランナーに依頼する」という選択肢もあり、人数や客層、どんなパーティーにしたいかなどを元に、一緒にベストのスタイル・会場を考えていくこともできます。
「はじめよければ終わりよし」という言葉もありますが、結婚式の準備においては最初の確認作業がとても重要です。二人でじっくり話し合うことはもちろん、家族とも会議の場を持つことを徹底してくださいね。
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筆者:遠藤佳奈子/フリーウェディングプランナー・コンサルタント
2010年、日本では先駆けてフリーウェディングプランナーをスタート。そのパーソナリティや仕事は新郎新婦だけでなく企業からの信頼も厚く、都内ラグジュアリーホテルのスペシャルプランナーや、人気レストランのウェディングも任されている。2016年からはハワイでの邸宅ウェディングのプロデュースもスタート。そのほか、書籍の監修、TV、ラジオなど、ウェディング業界のインフルエンサーとして幅広く活動している。
■HP:http://www.wedding-lab.com/