結婚式本番さながらのブライダルフェアでチェックすべきポイント

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結婚式を挙げるカップルの中には「ブライダルフェア」に足を運ぶ人も多いことでしょう。ブライダルフェアでは、会場見学はもちろんのこと、本番さながらの模擬挙式や披露宴、衣装の試着や食事の試食ができることも。

 

今回はそんなブライダルフェアでチェックすべきポイントを解説します。

 

ブライダルフェアでは、結婚式当日をイメージしやすい

 

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ブライダルフェアに参加するメリット。それは第一に、実際の婚礼と同様のレイアウトやセッティングがなされているため、結婚式当日をイメージしやすい、ということです。特にホテルの場合、同じ会場が企業のセミナーなどでも使用されるので、婚礼レイアウトになっていないと、なかなかそうはいきません。

 

また、注目すべきは、仏滅やお盆、年末年始など、婚礼の入らない日を使って催される大型のブライダルフェアです。装花がフルで飾られていたり、衣装が展示されていたりと、結婚式当日をイメージしやすい環境が用意されています。さらに、会場によっては、音響や照明を体感できたり、試食ができたりと、さまざまな趣向が凝らされているところも。

 

スタッフ総出で精を出すイベントであるため、より一層時間をかけた丁寧な説明も受けることができるでしょう。同日に数か所で行われていることも多いので、1日で複数のブライダルフェアを回ると、比較もしやすいかと思います。

 

ブライダルフェアでチェックすべき4つのポイント

 

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では、ブライダルフェアに参加した際、具体的にどのようなことをチェックすれば良いのでしょうか?以下に4つのポイントを挙げてみます。

 

  • 立地

ブライダルフェアへ行くときは公共機関を使い、ゲストがどのようなルートを歩いて来るのか検証しておくと良いでしょう。また、会場内の動線として、エントランスからクロークや更衣室へのアプローチも確認しておいてください。

 

  • 収容人数

ブライダルフェアまでにおよその招待人数を想定しておき、会場を見ながら、そのレイアウトの収容人数を必ず確認しておいてください。招待人数に対して収容可能かどうか見極めましょう。

 

  • 会場外の景観

窓のある会場は、カーテンの外にも注目。カーテンを開けると「外の景観が期待外れだった」というケースも少なくありません。カーテンが閉められている場合は、スタッフから承諾を得たうえで開けてみて、外の景観を確認しておきましょう。

 

  • スタッフの対応

婚礼当日は、新郎新婦の担当者以外にも会場によっては非常に多くのスタッフが婚礼に関与します。ゲストが不快な思いをしないよう、スタッフの対応についてもチェックしておくと良いでしょう。

 

結婚式当日のイメージができれば、理想のウェディングにぐっと近づく

 

ブライダルフェアに参加し、結婚式当日のイメージができれば、理想のウェディングにぐっと近づくはずです。

 

開催日によって見られる範囲やデコレーションの度合い、体験できるイベントなどが異なりますので、会場のHPなどでチェックしてから参加してくださいね。

 

筆者:遠藤佳奈子/フリーウェディングプランナー・コンサルタント

2010年、日本では先駆けてフリーウェディングプランナーをスタート。そのパーソナリティや仕事は新郎新婦だけでなく企業からの信頼も厚く、都内ラグジュアリーホテルのスペシャルプランナーや、人気レストランのウェディングも任されている。2016年からはハワイでの邸宅ウェディングのプロデュースもスタート。オケージョンファッションブランド“darial”のコンサルティングや、ウェディング実用書の監修、ラジオなど、ウェディング業界のインフルエンサーとして幅広く活動している。■HP:http://www.wedding-lab.com/