結婚式で一番初めにゲストを迎えるのは新郎新婦ではなく【受付】を担当するゲストです。
結婚式の大切な役割である受付は主に友人に依頼することが多いですが、当然任せっきりではよくないですよね。
まずは、新郎新婦自身が受付の仕事を理解して、不備がないように準備をすることが大切です!
友人に結婚式の受付を依頼するときのマナーをご紹介します!
結婚式の受付は何をする?
結婚式の受付は、 新郎新婦や親族に代わっ てゲストを一番初めに出迎える大切な役割。
結婚式場の受付スペースで
- ゲストの出迎え
- 芳名帳へ記入してもらい、出席者リストを確認
- ご祝儀の受取・管理
- 御車代などの受渡し
を行います。
結婚式場や結婚式のスタイルによって違いがあるので、自分たちの結婚式ではどのような流れになるのかを新郎新婦ご自身が把握しておきましょう!
結婚式の受付は2人ずつ!誰に頼む?
結婚式の受付は新郎側・新婦側でそれぞれ2人ずつ、計4人にお願いするのがもっとも一般的です。
そして、受付を担当してもらうのは友人がほとんど。(目上の人はNG)
友人の中でも①
- 遠方からの参列ではない人
- 妊婦ではない人
- 時間やお金にきっちりしている人
- 礼儀正しい人
にお願いするのがオススメです。
結婚式の受付を頼むときのマナー①依頼は招待状を送る前!
結婚式の受付をお願いするのは【招待状を送る前】です。
招待状が送られてきて初めて受付のことを知った、となるのは失礼なので気を付けましょう。
当然ですが結婚式への参列が必須になるため、招待状を送る前に1度
- 結婚式をすること
- 参列してほしいこと
- 受付を担当してほしいこと
を伝えておきましょう。
直接会って話すのがベストです。
難しい場合でも、電話で話したいところですね。
受付をしてもらえることになったら、招待状にもそのお礼と案内を同封しておきましょう。
結婚式の受付を頼むときのマナー②安心してもらえるよう準備は念入りに!
結婚式の受付は、ご祝儀やお車代などお金の管理や新郎新婦の親戚や仕事関係の人の対応などしっかりとした振る舞いが求められます。
また、結婚式当日の新郎新婦は身支度で忙しく、受付についての説明をゆっくりできる時間もありません。
せっかく引き受けてくれた友人を困らせることがないよう、事前の準備を念入りにしましょう!
受付をしてくれるゲストに伝えておくのは最低でも以下の内容
- 当日の集合場所・時間…通常より早く来てもらう必要があります
- 他の受付担当(人数・誰か)
- 受付開始時間
- ご祝儀を受け取った後どうするのか
- お車代のあるゲストについて
ゲスト名やお車代の有無・ご祝儀を受け取ったことをチェックできる名簿も必要になりますね。
式場のスタッフとの打ち合わせもありますが、安心して受付ができるようあらかじめ伝えておきましょう。
実際に受付をするときの流れは
- 受付に来たゲストへ挨拶
- 芳名帳へ記入してもらう
- 席次表など配布物を渡す
- 開宴までの案内をする
- ご祝儀を受け取る
- お車代を渡す
です!
受付が済んだらご祝儀をまとめて決められていた人(たいていの場合両家それぞれの親族)に渡します。
結婚式の受付のお礼のマナー
結婚式の受付のお礼は現金で渡すのがもっとも一般的です。
金額は3,000~5,000円ほど。
ポチ袋などに入れて準備しておきましょう。
友人に贈って喜ばれる物であれば、同金額程度のプレゼントでも良いですね。
友人の好みにもよりますが、コスメや美容グッズをお礼のプレゼントにする方も多いようです。
木の暮らしの引出物である木製時計を受付のお礼としてご利用いただく方もいますよ!
木目をご友人の皆さんとつなげてお持ちいただけます。
受付のお礼は結婚式が始まる前に渡すのがマナー。
ゲストが来る前に、両家の親から渡してもらいましょう。
親には受付を担当する友人について事前に伝えておいてくださいね。
結婚式の受付は友人に!お願いするときのマナーまとめ
結婚式の受付についてご紹介してきました。
特に重要なのは以下の5点です!
- 新郎家・新婦家各2人ずつ友人にお願いする
- 受付のお願いは招待状の発送前に行う
- 直接会ってお願いする
- 当日のスケジュールなど詳細を事前に伝えておく
- 受付のお礼は結婚式が始まる前に親から渡してもらう
引き受けてくれた友人がモヤっとしたり困ったりすることがないよう、マナーを大切に受付の依頼をしてみてください!