「年輪」と「木目」についてのお話

こんにちは、7月21日の木の暮らしです。

木の暮らしでは、毎日スタッフが木材と対話をしています。 木を愛で、ぴかぴかに製材し、ひとつひとつを丁寧に仕上げる様はまさにプロフェッショナル。

今日はそんなスタッフがブログ記事としてまとめた木についての話をご紹介します。

木の色々♪ ~年輪について~

「年輪」=その木の「年齢」

というのはみなさんご存知だと思います。

では、

その木の「年齢」=木材としての「寿命」

というのはご存じですか?

切り倒した木の寿命は、その木が成長した年月。

年輪とはそもそも木の断面に現れる同心円状の輪っかのことですが(バウムクーヘンもこの年輪に見立てたお菓子ですね)、
この輪っか部分、濃くなっている箇所が冬、
そして輪っかと輪っかの間の薄い部分が夏に成長してできる部分なんです。

夏を過ぎて冬までは成長が止まるため、繊維の細胞が密になり濃くなります。
逆に春から夏はどんどん成長するため、繊維の細胞は疎となり薄くなるのです。

気候変化により木目が発生する、ということは、どういうことかおわかりですか?

…そう、年中熱帯なジャングルには、木目は発生しにくいのです!

また、木は外側にドンドン層を作って成長するのではなく、内側から外へ押し出すように成長します。
なので、外側より内側の方が木としては「若い」ということになりますね。

年輪は木を輪切りにすると見えますが。、逆に、木を縦に割ると見えるのが「木目」です。

木目は木がどんな環境で育ったのかを窺うことができます。
年輪はその木の「成長記録」なのですね。

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年輪とは年月が生み出すもの。そして木目はその月日から生み出されるもの。
その様はひとつとして同じものはありません。

ご家族のかたち、在り方もおなじだと思います。

世界にひとつの家族を、世界にひとつの木目になぞらえて生まれたプレゼント。 それが三連時計「toki-musubi~ときむすび~」です。

木のあたたかさやぬくもり。歩む年月。
木は木材となってからも呼吸し、生き続けます。

ぜひ、皆様という唯一無二の家族が歩む日々の傍らに、木の暮らしの三連時計を置いてくださいますよう…☆

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