人前式とは?日本の結婚式の原点!流れやメリットを紹介!

結婚式といえば、教会やキリスト教のイメージがある人も多いかと思いますが、結婚式にはいろいろなスタイルがあります。

今日はその中の1つ、【人前式】についてご紹介いたします!

最近ではかなり人気があり、主流となりつつある人前式。

ぜひ結婚式場を選ぶ際の参考にしてくださいね。

人前式
人前式とは

人前式とはゲストの前で結婚を誓う挙式!

人前式 (読み方:じんぜんしき) とは、特定の宗教によらず、参列者全員の前で結婚を誓う挙式スタイルです。

人の前で挙式をすることからこのように言われています。

新しい挙式スタイルとも思われがちですが、日本ではもともと神の前で結婚を誓うという習慣はなく、家族や親族の前で結婚のお披露目をしていたのが普通でした。

人前式は、日本の挙式の原点とも言えるかもしれません。

人前式は自由!

人前式には決まったスタイルはありません。ですので、二人が自由に決めることができます。

しかし、列席者の前で結婚を誓うというのが人前式のポイント。

二人が誓う場面を必ず入れましょう。

オリジナリティを出しつつ、お手軽な印象を与えないように気を付けてくださいね。

また、牧師や斎主がいないので、司会者を立てて進行した方がいいでしょう

人前式の流れとは?

自由とはいえ、オーソドックスな流れを知っておいて損はありません。

人前式の流れを紹介します。

基本的にはキリスト教式の流れに沿っています。

基本的な流れを元に、自分達らしい演出を取り入れたりアレンジしたりしてみてください!

人前式の流れ
人前式の流れ

参列者入場

新郎新婦がそれぞれ一人ずつでも二人一緒でもいいですし、両親とともに入場でもいいでしょう。

開会宣言

司会者が開会の辞を述べます。

宣誓文を読み上げる

新郎新婦が列席者の前で、宣誓文を読み上げます。

④指輪の交換、結婚証明書の署名、結婚の成立を宣言

指輪の交換をします。そして司会者が結婚証明書を参列者に見せて、結婚が成立したことを宣言します。

⑤乾杯、閉会の辞

二人の結婚を祝福します。司会者が閉会の辞を述べます。参列者に見送られながら、新郎新婦が退場します。

所要時間は20分程度にするのがいいでしょう。

人前式はどこでやるの?決まりはない!

実は、人前式には専用の会場がありません。

キリスト教式や神前式、仏前式のように教会、神社、お寺といった決まった場所がないのです。

チャペルの十字架を外して人前式の会場としたり、披露宴を行う宴会場で人前式としたりします。

人前式を行うメリット

人前式で両親に渡す三連時計

特定の宗教によらず、専用の挙式場もなく、決まったスタイルもありません。

だからこそ、二人が好きなように挙式ができると言えるでしょう。

自由に結婚式を作ってみたい人にはとてもオススメです!

オリジナルのアイテムなども作りがいがありますよ。

さらに、自由にできる=ゲストとの距離感も近くなる!

というメリットも。

様々な演出が出来るのでキリスト教式や神社での挙式にはない、家族や友達とのつながりを感じられる式を作ることができます。


海外挙式の後で行うパーティとして人前式を行っている

最近は、海外挙式後に国内披露パーティを行う際のスタイルとして取り入れているカップルも多いそうです。

二人だけ、身内だけで海外挙式を行った後、結婚の報告を知人に一斉にできるというものです。

カジュアルなスタイルでできる結婚式のスタイルとして、今後人気が集まるスタイルと言えそうですね。

人前式におすすめなのはこんな人!

思い出の挙式

いかがでしたか?

「ゲストと一緒に楽しめる挙式にしたい」

「挙式を安く済ませたい」

「特定の宗教にとらわれたくない」

「二人で自由にやりたい」

こんな風に思う人は、人前式をするのが向いているでしょう。ちなみに、人前式には式自体には費用がかからないので、宗教による挙式よりは安く済ませられるかもしれません。

人前式は自由なスタイル。二人の真摯な気持ちを二人なりの表現で列席者に伝えられる挙式にしたいですね。

両親贈呈品の三連時計