結婚式は教会風の会場や神社までさまざまなスタイルで執り行うことができます。
ご自身の好みや宗教に応じて選べるのがいいですね!
今日は結婚式といえば!というイメージのある【教会式】の挙式について解説していきます。
教会式(チャペル式)とは?
教会式(チャペル式)とは、牧師が司会者となり、聖書の朗読・祈祷、誓約、指輪交換を行う式のことです。
教会で式を挙げるので、教会式と言われます。キリスト教式とも言われています。
チャペルとは、礼拝堂のことです。
白いウェディングドレス姿の教会式は、新婦が映える№1スタイルとして大きな人気を集めており、憧れの女性も多いでしょう。
教会挙式のキホン
キリスト教の宗派はカトリックとプロテスタントに分かれていますが、教会挙式で行われるもののほとんどがプロテスタントです。
基本的にカトリック教会では教義が厳しいので、信者以外の人はできないと思っていいでしょう。
教会挙式の式場は?
ホテルや専門の結婚式場のチャペル、もしくは街の教会となります。
1.ホテルや結婚式場のチャペル
ホテルや専門式場では、ウェディング専用に設けられています。信者以外の人でも式を挙げられ、会場によってさまざまな特色があります。会場選びの際には、チャペルの雰囲気も大きなポイントになりますね。挙式用の設備が整っていて、なおかつ同じ施設内で披露宴まで行えるところが多いのでとても便利です。
2.街の教会
式場としてお願いするときに「この日は空いていますか?」という聞き方は失礼になりますので注意が必要です。挙式させてもらいたい旨を伝え、直接教会に出向くのがいいでしょう。挙式までに、礼拝を受けるなどキリスト教を理解することが必須条件となります。
教会挙式の衣装は?
女性は、白のウェディングドレス。男性はタキシードや燕尾服などのフォーマルな洋装です。
女性のドレスは、胸元の詰まった長袖のもので肌の露出を控えるのが正式です。入場の際は顔を覆うベールを必ずつけます。
教会挙式の流れ
①参列者入場
聖壇に向かって右が新郎関係者、左が新婦関係者となっています。
入場の際、バージンロードを参列者が踏むのはNGです。
②新郎・新婦入場
新郎の入場後、新婦が父親にエスコートされて入場します。参列者は起立して迎えます。
③新郎が新婦を迎える
聖壇の前で新郎が新婦を迎えます。
④讃美歌斉唱
讃美歌を斉唱します。この際、讃美歌の歌詞と譜面は参列者に手渡されます。
⑤聖書の朗読、祈祷
牧師が聖書を朗読し、二人の幸せを祈り、結婚と愛について諭します。
⑥指輪交換
新郎が新婦の指に指輪をはめ、新婦が新郎の指に指輪をはめます。
⑦結婚の誓約
新郎新婦が神に誓います。
⑧結婚証明書に署名
式場で用意された結婚証明書に新郎新婦がそれぞれ署名します。
⑨結婚宣言
牧師が結婚を宣言します。
⑩讃美歌斉唱
参列者全員で讃美歌を斉唱します。
⑪新郎新婦退場
新郎新婦が腕を組んで、バージンロードを歩いて退場です。
所要時間は20分程度です。順序や内容は会場によって異なります。
「結婚式と言えば、教会式」という人も多いのではないでしょうか。
これまで招待されて行った結婚式のほとんどが教会式だったという人が大半だと思います。
純白のウェディング姿、ベールを覆った神秘的な雰囲気、かわいらしいブーケなど、ロマンチックな教会式に憧れる女性も多いでしょう。教会でロマンチックな挙式をかなえるのもいいですね。
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