結婚式で新郎新婦が退場する際にゲストの方が行うライスシャワーやフラワーシャワー。
これにももちろん隠された意味があります。
ライスシャワーの意味
ライスシャワーは結婚式の人気演出。
結婚式場から新郎新婦が退場するときに、バージンロードもしくはチャペルの外でゲストが二人に向かってお米を投げる、というものです。
ライスシャワーはお米だから日本で始まったと思われがちですが、
実はヨーロッパで始まった風習です。
ゲストも参加できるので、みんなで一体感を楽しむことができますよ。
ライスシャワーの意味を見ていきましょう。
お米は「子孫繁栄」のシンボルとされています。
品種によっては一粒のお米から1000粒以上収穫することができ、その収穫率は麦よりも高いそうですよ。
このお米の特徴から、
- 新郎新婦が食べるものに困ることなく豊かに暮らせるように
- 子宝にもめぐまれますように
という願いがライスシャワーには込められています。
ライスシャワーを最初に行ったのは、古代ローマといわれています。
古代ローマでは、穀物がなによりも大切にされていました。
当時は小麦を新婦にかけていたそうですが、中世になりお米に変わったといわれています。
ゲスト側も投げられた分だけ幸せになれるという言い伝えもあります!
フラワーシャワーの意味
お米ではなく花びらを撒く「フラワーシャワー」
これも人気の高い演出です。
フラワーシャワーは、花の香りによって辺りを清め、悪魔や災難から新郎新婦を守り、幸せを祈るという意味があります。
挙式前にフラワーガールが花を撒くのも、悪魔祓いの意味があります。
フラワーシャワーはエリザベス1世が起源といわれており、ライスシャワーの後に誕生した風習です。
最近では
- バブルシャワー(シャボン玉)
- フェザーシャワー(羽)
- キャンディシャワー(キャンディ)
など、様々なアイテムで工夫する方も多いですね!
カラフルな素材を揃えれば、写真映えも抜群です。
手軽にDIYできるので、ご自身でオリジナルのシャワーアイテムを作るのもおすすめですよ!