結婚式という儀式は、何か特別なことをしなくても十分感動的なイベントです。愛し合っている二人が共に人生を歩むことをみんなに祝福してもらう儀式なのですから。そこにサプライズな演出があると、さらにいい印象としてゲストの思い出に残るのではないでしょうか。結婚式の感動的な演出を二つご紹介します。
ある新郎新婦は、披露宴の演出でシャンパンタワーをすることにしました。シャンパンタワーは、グラスをタワーのように積み上げてシャンパンを注ぐ演出で、幸せをわけあったり、みんなで絆を深めたりする意義があります。
新郎新婦はこのシャンパンタワーの時に、ゲストの方にお手伝いしてもらうことにしました。披露宴に招待したゲストの中にたまたま結婚式を挙げていない夫婦が二組いたので、そのカップルに前に出て来てもらい、シャンパンタワーの演出を手伝ってもらいました。その二組の夫婦のために写真撮影の時間もとって、結婚式気分を味わってもらったということです。新郎新婦にとっては、ちょっとしたプレゼントとして考えた演出でしたが、シャンパンタワーを手伝った夫婦にとっては嬉しいサプライズだったようで、大変喜んでもらえたそうです。見ているゲストにとっても微笑ましい演出ですね。
プロポーズで彼女に婚約指輪をプレゼントしてなかった新郎が、結婚式の時に新婦に婚約指輪をプレゼントしたという感動的なお話があります。「婚約指輪はいらいないよね」と二人で同意していたそうですが、本当は彼女は婚約指輪に少し興味があったようです。それを彼はわかって結婚式の少し前に宝石店を駆け回って、ようやく婚約指輪を購入したそうです。どの宝石店でも「指輪ができるのに1ヶ月はかかりますよ」と言われ、諦めかけたこともあったそうです。しかし、以前彼女と見に行って気に入った指輪があった宝石店で事情を説明したら、通常1ヶ月かかるのをなんと1週間で手配してくれたそうです。それで何とか結婚式に間に合うように婚約指輪を購入できたということです。
結婚式でバージンロードを歩いた後、新婦だけには予告なしで、新郎が婚約指輪をプレゼントしたそうです。思いがけないプレゼントに新婦は感動し、涙を流していたそうです。婚約指輪を買うまでの苦労を聞いて、さらに感動したそうです。新郎が新婦のためにがんばって用意したプレゼントは感動的ですね。結婚式に結婚指輪も婚約指輪ももらった花嫁さんは、どちらの指輪も毎日つけているということです。