日本でおなじみなのは花嫁さんが後ろ向きブーケを投げて
女性ゲストが取る「ブーケトス」というのがおなじみですが、
ヨーロッパなどでは花嫁さんのガーターを投げて
男性ゲストが奪い合う「ガータートス」というものがあります。
「ガータートス」に使われるガーターリングは、挙式後に、
新郎が新婦のスカートに潜り込んで、左足のガーターリングを口ではずすそうです。
これをブーケトスと同じように後ろ向きに未婚男性のゲスト向かって投げるそうです。
このガーターリングを受け取った男性が次の花婿になれるといわれています。
まさにブーケトスの男性版ですね。
また、投げなかったもう一つのガーターリングは、子供が生まれた時にヘアバンドとして使うこともあるそうです。
そもそも、このガータートスは、昔、ヨーロッパで結婚式の前日に
花婿の友人がふざけて新郎新婦の寝室に忍び込み、
その証としてガーターベルトをひとつ持ち去ったのが由来とされています。
ヨーロッパでは花嫁が身に着けるものは縁起がいて、
花嫁はそれを手に入れようとするゲストから逃げるために、
身に着けているものを投げたといわれています。
日本では浸透していませんが、友人だけのパーティなどで
取り入れてみると盛り上がること、間違いなしですね。
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