結婚指輪といえば、「左手の薬指」ですよね?
素敵な異性に巡り合えたら自然と左手の薬指を見てしまう
なんてことも、あると思います。
では、なぜ結婚指輪は左手の薬指なのかご存知でしょうか?
左手の薬指に結婚指輪を着ける起源となったのは、古代ローマ時代。
古代ローマ時代では、左手の薬指と心臓が1本の血管で繋がっていると考えられていました。
心臓には、「心」があり、その中に「愛」もあると考えられていました。
そのため左手の薬指で体に害があるものに触れると、心臓に信号を伝えるとされ、
当時の医師は左手の薬指で薬を混ぜ、毒が入っていなか調べていたほどです。
そして、より心臓に近い「左手の薬指」は「特別な指」とされ、
生命を象徴する指に結婚指輪をつけることで
「命を持って永遠の愛を誓う」という意味から、
薬指に大切な結婚指輪が付けられるようになったと言われています。
また、中国では別の言い伝えもあります。
まず両手の指を合わせ、両手の中指を第二関節の部分で内側に折り曲げて重ねます。
そして、中指はくっつけたまま、他の指を親指、人差し指、小指の順に離していきます。
それぞれの指を離していくと順調に離れますが、薬指のみうまく離れません。
結婚する二人が離れずに永遠に一緒にいる、という意味を込めて薬指に付けるようになったという話もあります。
実演の動画がこちら
ぜひ、素敵な人と試してみてください。
また、なぜ「指輪」なのでしょうか?
指輪は「輪」になっているので、「永遠に」「途切れない」といった意味も込められています。
「愛が永遠に続くように」という意味を込めて、互いに指輪を交換するという意味もあるのです。
結婚指輪は結婚後、普段の生活の中で、常に身につけるものなので、
このような意味を込めることで、二人の愛が感じられるのです。