オリジナルの演出

結婚式の披露宴はだいたい2時間半~3時間ほど時間をとって行います。披露宴の予定を考える時、挨拶や食事、お色直し、ケーキ入刀、キャンドルサービスなど定番のスケジュールを入れてい組んでいくと意外と時間が余るものです。結婚式場側から演出を提案されることもありますが、新郎新婦オリジナルの演出を考える必要も出てきます。
しかし、結婚式の披露宴は親戚や上司など目上のゲストが多いものなので、二次会などと違ってあまり羽目を外すような余興はできません。ゲストの多くが参加できて、かつ品を落とさないゲームが良さそうです。披露宴でも使えそうな、欧米の結婚式で行われる演出を紹介します。
リボンプルズ、またはケーキプルズと呼ばれる演出があります。このゲームで用意するものは、ケーキとシルバーチャームとリボンです。シルバーチャームとは、幸運を招くと言われる銀色のチャームで、新生児の赤ちゃんや花嫁が身に着ける習慣があります。チャームにはいろんな形があって、それぞれ「希望」「真実の愛」「幸福な家」「平穏な生活」などの意味があります。
まず、リボンをつけたチャームを用意します。まずこれをケーキにセットします。ケーキ入刀の前後、未婚の友人にウエディングケーキの前に集まってもらいます。ケーキにセットされたリボンを引いてもらい、チャームを引き当ててもらうというものです。欧米では、未婚の友人に向けたプレゼントとしてこのゲームを行います。引き当てたシルバーチャームは、思い出の記念や幸せのお守りとして大切にされているようです。
シルバーチャームは日本でも販売されていますが、1個2000円~3500円ぐらい。あまり安いものではないのでたくさん買おうとすると、かなりお金がかかってしまいます。なので、シルバーチャームの代わりにストローなどで代用することもできます。斜めにカットしたストローを「当り」にして、それを引いた方にはプレゼントを贈ります。ケーキにセットするならストローのほうが衛生的ですし、日本ではシルバーチャームより景品のほうが喜ばれるかもしれませんね。
この他、ケーキを使った演出にはラッキービーンズというのがあります。ケーキの中にドラジェを仕込んでおきます。ケーキを取り分けてドラジェが当たった人に景品をプレゼントするというものです。ドラジェにはいろんな色があるので、色によって景品を変えることもできそうです。ドラジェの色でアンラッキービーンズを決めて、当った人にスピーチしてもらうという演出もできそうです。

結婚準備で忘れられがちなのが両親へのプレゼント。
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