結婚式で、両親への贈り物と言えば、「花束」「ウェイトベア」が定番だった時代もあります。しかし、花束は、渡す時は、華やかで見栄えがすると思いますが、その後、残しておこうと思うと、ドライフラワーや押し花にする手間が必要です。ウェイトベアは、新郎新婦が生まれた時と同じ重さのぬいぐるみをプレゼントするわけですが、ぬいぐるみが好きなら良いですが…案外、これを飾っておく場所に、ちょっと困る方もいたりします。
実際、両親への贈り物を考えた時に迷ったら、その贈り物を両親にどうしてほしいかで決めると良いでしょう。
たとえば、部屋に飾ってほしいのであれば、写真や似顔絵を入れたフォトフレーム。これは、新郎新婦の写真や似顔絵も良いですが、、両親も一緒だと、より一層素敵です。
写真や似顔絵以外ですと、最近は、ポエムが人気です。ただのポエムではなく、そのポエムに新郎新婦、両親の名前の漢字が入ったもので、「ネームポエム」と呼ばれていたりします。このポエムに、更に写真を入れたものも好評です。
また、披露宴で読んだ手紙や感謝状を額に入れてプレゼントすると飾ってもらえますね。
次に、両親に使ってほしいものを贈るのであれば、毎日使うお茶碗や湯飲み、お箸なんかも良いですね。既製品でも良いかもしれませんが、これが新郎新婦の手作りであれば、感謝の思いも伝わりやすいはずです。結婚式準備で忙しい中、陶芸やガラス細工をして作ってくれたとなれば、感動もひとしおですし、新郎新婦も楽しいひとときが過ごせること間違いなしです。
最後に、飾ってもらえて、常に使ってもらえて、しかも手作り!な贈り物をご紹介します。それは、時計です。ぬくもりを感じる木の時計で、一枚の板から3つの時計を作ります。1つは新郎新婦の家に。残りの二つは、お互いの両親の家に。3に分かれていても木目は繋がっています。結婚したことで親戚となり、つながった絆を感じさせます。そして、この時計は、新郎新婦が手作りできるのです。手作りは、ちょっと苦手でしたら、オーダーメイドで職人さんが作ってくれるコースもあるようです。木もデザインも選べますし、メッセージを入れることも可能です。世界に1つ…いえ3つで1つになるの手作り時計、おすすめです。