結婚式の披露宴会場に向かうと、会場の入り口に小さな案内板が立てられているのを見かけます。新郎新婦の名前や会場名が書かれたウエルカムボードです。専門式場やホテルの会場では、特に土日祝日は、同じ日の同じ時間に複数のカップルが結婚式の披露宴を行っていることがあります。そのため、どの会場に招待されているかゲストが確認できるように披露宴会場の入り口にウエルカムボードを置いています。
ウエルカムボードは、結婚式場側で用意してくれるところもあり、結婚式費用の一部に含まれます。式場側ではそれなりにセンスのいいウエルカムボードを用意してくれますが、同じものがいくつもあるとオリジナリティに欠けるかもしれませんね。ウエルカムボードは結婚式会場に到着したゲストが最初に目にするものなので、二人らしさや、披露宴のコンセプトなどを伝えるのにちょうどいいアイテムです。季節感や自分達が目指したいイメージなどをウエルカムボードで表現することができます。
披露宴開始時刻より早目に来られたゲストは、待機スペースで会場に入れるまで待つことになりますが、趣向を凝らしたウエルカムボードがあれば、ゲストの目を楽しませることができそうです。ウエルカムボードにはこのような役割があるので、準備に余裕があればオリジナルなウエルカムボードにすることをおすすめします。
ウエルカムボードには、歓迎のメッセージと二人の名前、披露宴の日付、会場の名前を入れます。定番のスタイルは、ボードに飾り文字で文字を印刷して、ボードの周囲を造花などで装飾したものです。文字が見やすいことを重視したウエルカムボードです。写真タイプは、二人の思い出の写真を周りに配置して、中央に二人の披露宴であることを表示したウエルカムボードです。写真集めが大変そうですが、アットホームな雰囲気が出るウエルカムボードになります。似顔絵タイプは二人の似顔絵にウエルカムメッセージを組み合わせたもので、似顔絵が似ていればとてもわかりやすいウエルカムボードになるでしょう。ゲストの微笑みを誘うオリジナルなウエルカムボードです。
これらのアイテムは、ウエディングアイテムを取扱っているお店で手配することができます。また、自分達で材料を集めて手作りすることも可能です。ウエルカムボードのスタイルによって価格はバラバラで、一番安くできるのが、手作りで、次に安く作れるのが写真タイプのウエルカムボードのようです。定番のフラワーウエルカムボードでは、15,000円以上かかるようです。
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