リングピロー

結婚式に指輪の交換の時まで指輪を保管しておく物をリングピローと呼びます。

一般的によく見受けられるリングピローは、レースやリボンで装飾された白い小さなクッションです。他には、木箱を装飾した物や針金とビーズでできた物、ぬいぐるみにリングを持たせた形の物、洋装に合うデザイン、和装に合うデザインなど、多種多様です。リングは、主にピローに付けられたリボンで結んで固定します。結婚式後は、箱型の物であれば、ジュエリーボックスとして利用してみたり、インテリアとして飾っておいたりします。クッション型であれば、赤ちゃんの枕として、裁縫の針山として利用する方法もあります。

それらのリングピローは、出来上がった物ですぐに使用できる物もたくさん販売されていますが、手作りする方も多いようです。手作りと聞くと素材選びからデザインまで考えなくてはならないと思うと腰がひけますが、「手作りキット」も多く販売されているので、理想のリングピローのキットに出会えたら、利用すると良いかもしれません。

手作りとなれば、もちろん新婦が自分で手作りしても良いでしょう。自分の好みのリングピローに結婚への思いを込めて一針一針縫うのは素敵なことです。しかし、結婚式&披露宴の準備で忙しく、なかなか作業が進まないこともあるかもしれません。そんな時は、新婦の母や姉妹に作ってもらうのもいいかもしけません。また、新婦の友人が手作りしてプレゼントしてくれたという話も良く聞きます。

もし、あなたがその友人だとしたら、リングピローを作ってプレゼントする際には、気を付けなくてはならない点があります。それは、サプライズにして驚かせたいところですが、事前にリングピローをプレゼントすることを新婦に伝えておきましょう。伝えておかなければ、購入してしまったり、他の人からプレゼントしてもらっていたりするからです。2つ頂いてしまって、結婚式当日にどちらを使うかと新婦を悩ませてしまうことになりますし、もし、あなたが手作りしたリングピローを使ってもらえなかった寂しい気持ちになりますから、驚かせたい気持ちを抑えて、必ず、プレゼントすることを伝えておきましょう。
そして、なるべく、新婦の好みやイメージにあったリングピローをプレゼントすることを心がけましょう。

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