憧れの海外挙式!後悔しないために気をつけたい注意点

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青い海と空。白い砂浜。例えばハワイなどで執り行う海外挙式は、まさに憧れで、想像するだけでうっとりとしてしまう人も多いことでしょう。

しかし、現実はそう甘くはありません。段取り良く準備をして、素敵な1日を迎えましょう。

海外挙式はシンプルなドレスがおすすめ。国内で試着して選んでおこう

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海外挙式の準備で注意すべきアイテムが「ドレス」。シンプルな白いドレスといえど、デザインのみならず、色味や質感はさまざまで、着てみると似合う・似合わないが顕著に表れます。

また、海外挙式では、国内での結婚式ほど念入りな打ち合わせができません。そのため、現地で限られたドレスの中からレンタルするより、国内で試着をしたうえで選んでおけると安心です。国内でドレスを試着し決めておけば、当日のヘアメイクやブーケについてもイメージしておくことができます。

なお、海外挙式の場合、砂浜や波打ち際、草原、砂利道など自然のロケーションで撮影するチャンスが多くありますが、その分、ドレスを破損するリスクは高くなります。せっかくのロケーションで気にせず撮影したいなら、レンタルしないで国内で格安なドレスを購入してしまうのも良いでしょう。

購入しておけば帰国後のお披露目会でも着用できるため、トータルでの予算削減にもつながります。

帰国後の国内でのお披露目会の準備も抜かりなく

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また、海外挙式をされる方の多くが帰国後に国内でお披露目会を開催しています。

このお披露目会の開催時期を誤ったり、準備の段取りが悪かったりすると、海外挙式直前や最中に慌ただしくなり、待ち焦がれていた海外挙式が残念な結果になりかねません。

国内でのお披露目会は、その準備に3か月~4か月あると安心です。海外挙式後、それくらいの期間を空けるか、海外挙式の準備と並行して進めておくようにしましょう。お披露目会で海外挙式と同じドレスを着るのであれば、使用後のメンテナンス期間も考慮してください。

同じように、海外挙式の際の写真やムービーをお披露目会で使用したいなら、それらの納品時期も確認しておきましょう。

ちなみに、海外挙式を行う現地でお披露目会の受付に飾るアイテムや送賓用のプチギフトを調達しておくのも手です。写真、映像、装飾、送賓ギフトと、統一感のある仕上がりになります。

海外挙式は、国内でのお披露目会までリンクさせて準備に取り組もう

海外挙式後のお披露目会までリンクさせて考えておけば、理想的な海外挙式を挙げられるのはもちろん、トータルの予算調整も可能となります。

後になって悔いが残らないように段取り良く準備しましょう。

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筆者:遠藤佳奈子/フリーウェディングプランナー・コンサルタント
2010年、日本では先駆けてフリーウェディングプランナーをスタート。そのパーソナリティや仕事は新郎新婦だけでなく企業からの信頼も厚く、都内ラグジュアリーホテルのスペシャルプランナーや、人気レストランのウェディングも任されている。2016年からはハワイでの邸宅ウェディングのプロデュースもスタート。そのほか、書籍の監修、TV、ラジオなど、ウェディング業界のインフルエンサーとして幅広く活動している。■HP:http://www.wedding-lab.com/