こんにちは、6月30日の木の暮らしです。
7月7日は皆様お馴染み「七夕(たなばた)」の日。織姫と彦星が一年に一度、天の川を渡って逢えるロマンチックな日として皆様もご存知ですよね。
京都の「地主神社」、東京の「神田明神」など、この二人の出逢いになぞらえた恋愛成就の祭が開催されたり、全国至る所でも笹がかけられ、色とりどりの飾り物や願いを託した短冊が彩りを添えます。
おひとりの方は縁を願うため、縁をつないだお二人はそれをもっと確かなものとするため、短冊にふたりで願い事をするのもよいのではないでしょうか?
ちなみにこの季節、三連時計では天の川をイメージしたデザインライン「恋空ライン」が大人気です。
ふたりの縁を木目で繋げ、さらにご両家のご両親にもぎゅっと繋がるよう、ぜひ三連時計を贈呈品にご検討くださいね。
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さて、そんな七夕ですが、今日はその七夕についてのちょっとしたトリビアをご紹介しますね。
どうして七夕で「たなばた」って読むの?
古い日本の禊ぎ(みそぎ)行事で、棚機女(たなばたつめ)と呼ばれる乙女が着物を織って棚にそなえ、神様を迎えて秋の豊作を祈ったり人々の穢れを祓うというものがありました。
その際、棚機女が神様の着物を織るために使われる織り機が「棚機(たなばた)」。
仏教伝来後、この行事がお盆を控えた7月7日の夜に行われるようになったため、「七夕」が「たなばた」と当て字で読まれるようになったと言われております。
七夕の歌「たなばたさま」の「五色の短冊」って何色?
七夕の笹に欠かせないのが飾り物。
紙衣、巾着、投網、屑籠、吹き流し、千羽鶴、短冊…それぞれが願い事のある縁起物です。(詳しくはこちらをご覧ください⇒http://www.jishujinja.or.jp/tanabata/kazari/index.html)
その中でも皆さんが一番大事だと思うのが、願いごとをかける「短冊」。有名な童謡「たなばたさま」でも、♪五色(ごしき)の短冊 わたしがかいた♪ とありますよね。
さて皆さん、この「五色」が何色か、考えたことありますか?
実はこの「五色」は中国の五行思想(万物は木・火・土・金・水の5種類の元素からなるという説)に基づく色を示しています。この場合、緑・赤・黄・白・黒です。
「水は青じゃないの?」といわれるかもしれませんが、黒なのです。詳しくはWikipediaの「五行思想」のページをどうぞ。
今では短冊の色も様々ですが、こだわる方はこの五色で笹を彩ってみましょう☆
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いかがでしたか?
ちょっとした語源や縁起などを知ると、いつもの行事ももっと深く楽しめる気がしませんか?
ぜひ今年は恋人同士、もしくはご家族・ご両親とともに、ちょっと深イイ七夕を過ごしてみましょう☆
こちら(↓)のページにはもっと様々な七夕の縁起が掲載されておりますので、参考にしてみてくださいね。
参考:
京都 地主神社 七夕特集2015
http://www.jishujinja.or.jp/tanabata/yurai/