イギリスに古くから伝わる言い伝え「サムシングフォー」は、花嫁に幸せをもたらす4つのもののこと。
サムシングフォーにはどんな由来や意味があるのか見てみましょう。
サムシングフォーは花嫁に幸せをもたらす
サムシングフォーはヨーロッパの結婚式の風習で、花嫁が「4つのもの」を身に着けると幸せになれる、という言い伝えです。
サムシングフォーの由来はイギリスの童謡
サムシングフォーの由来はイギリスの童謡「マザー・グース」の詩。
Something old, something new,something borrowed, something blue,and a sixpence in her shoe.
( なにかひとつ古いもの、なにかひとつ新しいもの、なにかひとつ借りたもの、なにかひとつ青いもの、そして靴の中には6ペンス銀貨を。 )
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%A0%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC
6ペンスコインも花嫁の幸せのおまじないとして有名ですよね。
サムシングフォーを1つずつ紹介!
サムシングフォーは
- 古いもの
- 新しいもの
- 借りたもの
- 青いもの
の4つ。
実際の結婚式でどのように取り入れるとよいのかも一緒にご紹介!
なにかひとつ古いもの (Something Old)
祖先、伝統などをあらわします。
先祖代々伝わった、あるいは母や祖母などから譲られた宝飾品を当てるのが一般的です。
他にも母親のウエディングドレスをリメイクしたり、和装なら着物や帯などを譲り受けるのもよいですね。
父父親の腕時計をブーケのカバーにするというアイデアも!
なにかひとつ新しいもの (Something New)
これから始まる新生活をあらわします。
未来が希望でいっぱいになるように願いをこめてしいピンのものを用意しましょう!
新調したものなら何でも良いのですが、白いものが良いとされています。
花嫁衣裳の一部である白いサテン製の上靴やグローブなどをこれに当てることが多いです。
なにかひとつ古いもの (Something Borrowed)
友人や隣人との縁をあらわします。
幸せな結婚生活を送っている友人や同僚から持ち物を借り、その幸せにあやかると言われています。
ハンカチやアクセサリーを借りるのが一般的です。
なにかひとつ青いもの (Something Blue)
聖母マリアのシンボルカラーである「青」は「純潔」をあらわします。
このサムシング・ブルーは外からは見えない場所につけてくださいね。
青色の入ったガーターを使うことが多いです。
ほかにもドレスの裾から覗く靴(裏地の色が違うとかありますよね)や、ブーケの差し色に青を入れるのもオススメです。
某有名ジュエリー会社の箱が青いのもサムシングブルーに使い易い配慮もあるとか。
青色をテーマカラーにした結婚式場もあり、気持ちがグッと高まりますね。
素敵なおまじないにあやかって、さらに幸せな結婚式を挙げてみてください。