今、結婚式をしないカップルが増えています。

これまでは、結婚という一大イベントに結婚式・披露宴は当たり前と思っていた人も多いかもしれません。

ですが、今はもう結婚したからと言って、結婚式をすることが当たり前の時代ではありません。

そう、今の時代は、結婚式をしなくても大丈夫なのです!

これまでいろんな理由で、結婚式をしたくないといっても、なかなかそんな人たちに役立てる情報があまりありませんでした。

そんな「結婚式をしたくない」というあなたに向けて、結婚式をしなかった先輩たちの情報やお役立ちアイテムをご紹介します!

ぜひ、参考にしてみてください。

そもそも結婚式はなぜする必要があるの!?

結婚式を行う必要性

そもそも、結婚式ってどうしてする必要があるのでしょうか?

結婚をした先輩カップルさんたちのアンケートを見てみましょう。

1.親や親族に感謝する
2.親や親族に喜んでもらう
3.憧れていた
4.自分たちの姿をみてもらう
6.けじめをつける

出典元:『ゼクシィ結婚トレンド調査2019』 「披露宴・披露パーティをあげた理由」

つまり、結婚式をする目的は

1.親や親族、友人知人など自分たちと関わりのあった人に感謝の気持ちを示す

2.親や親族、友人知人たちに喜んでもらう

3.周囲にみせることで結婚の覚悟を示してけじめをつける

ということです。

結婚は、人生の大きな節目。

人は生まれたときからずっと一人では生きられません。

両親に育ててもらい、大人になります。

そして大人になっても、人は親や親族、同僚、友人知人ら社会とのかかわりの中で、ともに成長していくものです。

今までかかわってきた人たちに”気持ちを伝える”ことが結婚式を行う目的なのです。

結婚式をするメリット

結婚式をした方がいいと考える理由として、

・親や周囲の人たちに喜んでもらう

・結婚式が思い出や記念となる

・周囲の人たちに結婚相手を紹介できる

・結婚式をしないと、離婚しやすい

などの意見があります。

結婚式をすると、親や親族、同僚、友人知人ら周囲の人たちに感謝の気持ちや覚悟を示すことができて、結婚後の生活にいい影響があるのですね。

しかし、今ある結婚式のスタイルを当たり前のようにすべての人が執り行っていくべきなのでしょうか。

結婚式のもともとは?

結婚式が今のような形になったのは、のちの大正天皇(皇太子嘉仁親王)とのちの皇后が1900年(明治33年)に神前式を執り行ったのがはじまりだと言われています。

しかし庶民は、戦前までは自宅で結婚式を行うのが主流だったようです。

結婚式の歴史

戦後、空襲で焼け落ちた家が多かったため、結婚式の場所が自宅から外の場所に移りました。

昭和40年代、高度経済成長期に伴って、ホテルや神社などで庶民も華やかな結婚式を行うようになりました。

結婚式とは、結婚を誓う儀式のこと。

「挙式」とも言い、その後にゲストを招いて食事や余興をするのは、結婚披露宴です。

挙式の後に、出席者に喜んでもらったり、楽しんでもらえたりするような結婚披露宴のスタイルは、このような流れの中でできてきたのです。

このように、結婚式というものは時代や社会情勢の流れの中で、形を変えてきたのです。

どうしても、結婚式をしなければいけないということありません。

だからこそ、今の自分たちにとってベストな結婚式のスタイルを自分たちで決めてもいいのではないでしょうか。

結婚式をしない人って日本にどれくらいいるの?

 結婚式をしないことを「ナシ婚」ともいいます。   ナシ婚カップルは、入籍をした人の19.4%(ゼクシィ調査)。

つまり、全体の2割近く、およそ5組に1組のカップルが結婚式をしない、ナシ婚スタイルを選んでいるのです。    2018年の調査では、14.4%。たった1年でも5%増加しています。 

また、「結婚式を行うのは当たり前だ」と回答する人は、2013年時には41.7%だったのが2019年に37.4%と、減少しています。

反対に「思わない」と回答する人は、2013年時点で21.5%だったのが、2019年には28.2%と年々増えています。

結婚式をしない人が増えている理由

なぜ、結婚式をしない人が増えているのでしょうか?

主に、こんな理由があります。

  • 金銭的理由
  • みんなの前でセレモニーをするのが恥ずかしい
  • 授かり婚など身体的な理由から
  • コロナ禍により予定を変更した

1.金銭的理由について

ここ20年間で、20~30代の若い世代の収入が減少傾向にあるにも関わらず、物価は上昇し続けています。

結婚式にまつわる全体的な費用は、

 平均で354.9万円 

(挙式、披露宴・披露パーティ総額、ゼクシィ結婚トレンド調査2019)。

この調査では、さらに招待客一人当たりの費用は、年々増加しているという結果も出ました。

ちなみに、

 平均的なご祝儀総額は224.3万円で、挙式・披露宴・披露パーティにおけるカップルの自己負担額は149.5万円となっています。

結婚式の費用として、実質的には150万円ほどがかかるのが実態です。 

国税庁の平成30年分民間給与実態統計調査によると、20~30代前半までの結婚する人の多い世代の年収は

 20~24歳では、男性284万円、女性249万円   25~29歳では、男性404万円、女性326万円   30~34歳では、男性470万円、女性315万円 

となっています。

これでは人によっては、年収に近い費用が掛かってしまい、負担が大きいですね。

「お金がない」という若者の車離れやお酒離れという現象は以前から言われており、モノを買う、所有するよりは、シェアするスタイルを選ぶ人が増えています。

こういった状況で、これまでのようにホテルや式場などでの華やかな結婚式をするには、20~30代の結婚世代の若者にとって負担が大きいのです。

現実的な手段としてナシ婚を選ぶ人が増えていると思われます。

 ゲストとして 

ゲストもまた、新郎新婦と同じ若い世代にあっては結婚式に出席することが、金銭的な負担になります。

結婚式のご祝儀は一人あたり3~5万円というのが平均となっていますが(同調査)、結婚式が続くと、家計を圧迫しますね。

御祝儀の相場は?

親族、同僚、友人知人の結婚をお祝いしたいけれど、懐事情が追い付かないときは、少しつらいものがあるのも正直なところでしょう。

無下に断るのもしにくいところで、非常に複雑です。

ゲストのことを考えたら、結婚式をしないのも時にうれしい選択肢です。

2.みんなの前でセレモニーをするのが恥ずかしい

挙式の際には、神前式では新郎新婦が三々九度の杯を酌み交わしたり、キリスト教式では参列者の前でキスをしたりという行為があります。

新婦はその後もお色直しとして、衣装を変えて出席者の前に姿を現します。

人前に出て、結婚を誓うというのが挙式の目的ではありますが、こういったことが苦手な人もいるのは自然なことですね。

3.授かり婚など身体的理由から

新婦のつわりなどによる身体的負担があって、結婚式ができないというカップルもいます。

結婚式は、実際に執り行う前から何度も打ち合わせをし、当日までの準備には余念がありません。

さらに当日は、披露宴を終えるまでの間、出席者の接待や写真撮影など大忙し。体調に不安を抱える状態で結婚式を行っても、つらいだけです。

上記の理由から、結婚式を行えないことも当然のことですね。

4.コロナ禍により当初の予定を変更した

新型コロナウイルスの影響により、「withコロナの結婚式」「ニューノーマルの結婚式」など、コロナ禍を機に式の形・結婚の形・披露宴の形も大きく変化しました。

当初思い描いていた結婚式の形との違いから、迷いや不安をお持ちの新郎新婦様も多くいらっしゃると思います。
家族婚や親族婚、顔合わせ食事会の演出や式の進行をどのように決めていけばいいのか悩んでしまいますよね。

こちらにつきましては別記事でもまとめましたのでどうぞご覧ください。

結婚式ができなくても、しなくても大丈夫!

今よくある一般的な結婚式のスタイルを選ばなくても、自分たちの望むスタイルを選べばいいのです。

結婚式の中で重要な

1.周囲の人たちに感謝の気持ちを表す

2.周囲の人たちに喜んでもらう

3.周囲の人たちに結婚の覚悟を示す

この3つができて、あなたたちが望むスタイルをしていけばいいのだと思います。

結婚式をしない場合ってどうなるの?

結婚式をしなくても大丈夫ということがこれでわかったと思います。では、結婚式をしない場合はどうなるのでしょうか?

そもそも、結婚式は

・親や親族、友人知人ら周囲の人に感謝を示す

・周囲の人に人生の節目としてのけじめ、覚悟を示す

ことが重要であるのです。

何もお金をかけて派手に演出したり、必要以上に多くのゲストを招待したりすることが結婚式の必要条件ではありません。

自分たちが、自分たちなりのスタイルで、周囲の人に感謝や結婚の覚悟を示すことができればそれでOKなのです。

今は結婚式をしない人も増えてきているので、そんな人たちのためのさまざまな選択肢も増えています。

結婚式はしないけど フォトウエディング

フォトウェディングで写真を楽しむ

挙式や披露宴をせずに、写真で結婚したという記念の写真を残すことです。

花嫁姿を両親に見せて、喜んでもらうことができます。

結婚式に比べればかなりリーズナブルに、ステキな衣装・ロケーションで思い出に残る撮影ができますね。

小規模挙式

親族や近しい人たちのみが出席するスタイルの小規模挙式。

最近は、海外挙式をはじめとして出席者20人程度までの少人数での挙式が増えています。

家族と本当に親しい友人たちのみで行う小規模挙式は、気を使いすぎずに楽しむことができますね。

1.5次会(挙式と二次会を兼ねたもの)

「食事会ウェディング」とも呼ばれる1.5次会。親族や近しい人だけをゲストに招いて、小規模に結婚をお祝いする食事会です。

食事会のみの1.5次会

お金がないという若い人にとっても、セレモニーは嫌だけど、せっかくの機会だから着飾って写真に収めておきたいというカップルにも、少人数の気心が知れた間だけなら、というカップルにもうれしい方法ですね。

また、結婚式はしなくても、

・入籍前の結納

・入籍後の親族の食事会

といったそれぞれの節目を祝うという方法もあります。

結婚式をしない人の為のお役立ちアイテム

これまでホテルや結婚式場などでする、一般的な結婚式をしない人のためのさまざまな方法をご紹介してきました。

結婚式をしないことは今では、5組に1組ですので、決して珍しいことではありません。

最も重要なことは、先にお伝えしたように、

 ・両親や周囲の人たちに感謝の気持ちを示す   ・覚悟の気持ちを示して、けじめをつける 

です。

一般的な結婚式では、披露宴の最後の演出で、両親に感謝の気持ちを伝える場面があります。

そこでは、新婦が両親への感謝の気持ちをしたためた手紙を読み上げて、花束や記念品を手渡すというのが一般的な流れでした。

しかし、こういった感謝の気持ちを表す場面を自分たちで作ってもいいのです。自分たちの望む結婚式のスタイルや、入籍の節目の中で、自分たちなりに感謝の気持ちを示してみてはいかがでしょうか?

家族を結ぶ三連時計

 

感謝の気持ちを表す三連時計

まずは、感謝の気持ちを伝えたいですね!

そして自分たちの結婚への覚悟の気持ちも一緒に表わしましょう。

 感謝の気持ちを示すには、時計がおススメです。時計は、結婚式の両親への贈呈品の中でも花束、手紙に次ぐトップ3のアイテム。

木目のつながる3つの時計は結婚した2人と両家の絆を結びます。

日用品としても重宝する時計を手渡すことで、両親にとってもうれしいプレゼントとなります。

また、三連時計は両親へのプレゼントであり、真ん中の時計は2人のものです。

2人にとっての結婚のお祝いと決意を込めた記念品でもあります。

シンプルなものから高級感のあるものまで、様々なタイプの三連時計がございますので、まずはこちらのラインナップからデザインをご確認ください!

では、三連時計は結婚式以外にどのようなタイミングで渡せば良いかもご案内します。

入籍前に両親へプレゼントの贈呈~結納、両家の顔合わせ

 

結納は、お2人の婚約を確認する儀式です。婚姻によって両家が新たに結びつくことをお祝いする儀式でもあります。

両家が新たに結びつく結納の際にご両親に三連時計をプレゼントすれば、3家族の絆をより一層確かめ合うことができます。

 

入籍の時に両親へプレゼントの贈呈

入籍をすると、お2人が晴れて正式に夫婦となり、家族として新たな道を歩み出すこととなります。

今まで育ててくれたご両親に、感謝の気持ちの表れとして、三連時計をプレゼントするのもいいですね。

両家の食事会に両親へプレゼントの贈呈

結婚式をしないカップルが、親族にお披露目をする食事会。「1.5次会」「食事会ウェディング」などとも言われます。

 食事会のクライマックスでご両親に感謝の手紙を読んで、三連時計をプレゼントすれば、感動の演出ができます。  
食事会のクライマックスの最大の演出
三連時計の新商品として、手紙入りのカプセルを時計に格納できる「Tegami」シリーズがリリースされました。
時計を贈呈したあと、ご両親に素敵なサプライズが待っています。
また、三連時計は、お二人で手作りすることもできます。二人で三連時計を手作りするという共同作業を通して、お互いの絆を高め合うこともできるでしょう。
全国の手作り教室店舗から遠方の方も、ご自宅からリモートで参加することもできます。
手作りの三連時計は、想い出も思い入れも強く、より愛着がわくとお客様にもご好評いただいております。
手作りの三連時計で想いを表す

ぜひ、結婚式をしないあなたも、両親に感謝の気持ちを示すために、三連時計をプレゼントしてはいかがでしょうか。