結納金っていくら?知っておきたい結納金の事実

結納金とは?

結納金とは、結婚準備の支度金として男性から女性に贈るものです。「帯料」「小袖料」とも呼ばれています。

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結納金をなんで「帯料」と呼ぶの?

男性が女性のもとに通う「通い婚」(「夜這い」「妻問い」)のころは、男性が酒と肴をもって女性宅を訪問し、それをみんなで飲んだり食べたりするのが結納の儀式でした。武家の時代に入り、「嫁入り婚」となると、嫁入り支度として結納の品物にプラスして、女性の衣装や装身具が入ってきたのです。

戦後は、便宜的にそれらの品物が金銭にかわりました。結納金を「帯料」「小袖料」というのはその名残ですね。

結納金はいくら?月収の2~3倍!?

金額は、男性の月収の2~3倍が目安とされています。しかし、実際には100万円、70万円、50万円といった縁起のいい数字もしくは奇数で包むことが多いようです。

結納金の金額は、「ゼクシィ結婚トレンド調査2019」 によると、全国平均で93.3万円。100~150万円未満の人が67.6%と最も多く、次いで50~100万円未満の人が23.3%となっており、50~150万円未満の人が約9割を占めています。

https://souken.zexy.net/data/trend2019/XY_MT19_report_06shutoken.pdf

結納金は、結婚式や新生活といった今後の出費も考え、無理のない範囲で考えましょう。女性側の結納返しを省くために、結納金を少なくするケースもあります。

結納返しとは?

結納金のお礼として、女性側が贈るお金のことです。

関東式:結納金の半額程度を「袴料」として贈ります。

関西式:基本的に結納返しをしません。ただ、その金額の1割程度を結婚式の時に男性側の家族に品物で贈るケースもあります。

どんな「グレード」で「何品目」贈り合うのか、事前に両家ですり合せしておくと失礼がないでしょう。

結納返しは何を贈る?

現金ではない場合は、腕時計やスーツを贈ったり、こういった品物と現金の両方で半額程度になるようにしたりしているようです。

「ゼクシィ結婚トレンド調査2019」(全国平均)では、結納返しとして「品物」が43.0%と最も多く、次いで「結納返しはしていない」が34.7%でした。「現金」と答えた人は、21.6%でした。

結納返しの品物として最も多かったのが、「腕時計」で47.2%と約半数を占め、次いで「スーツ」が24.3%。ほかには、靴やカバン、財布で、「旅行券」という回答もありました。

結納返しはいつする?

関東式は結納当日、関西式は後日が一般的となります。

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