「仲人」と「媒酌人」の違いって?役割と誰に頼むか解説!

結婚式も多様化され、さまざまなスタイルがあります。
そんな中、「仲人」さんを立てない結婚式もだいぶ増えてきました。
仲人さんを立てなくても媒酌人を立てる結婚式も増えてきているのではないでしょうか?
ここでいう「仲人」と「媒酌人」の違いはなんでしょうか?

仲人と媒酌人の違いは関わる期間!

仲人と媒酌人の違いは、新郎新婦に関わる期間です!

仲人は(お見合い)結納~結婚後と2人の相談役として長く付き合いを持ちます。

媒酌人は結婚式のときのみ新郎新婦をサポートする役割があります。

仲人を立てる場合は媒酌人の役割も仲人が兼ねています。

仲人の役割は?

「仲人」は婚約から結婚までを取り仕切ったり、両家の間をとりもつ役割があります。

結納から結婚式まで2人の結婚に関する一通りをお世話をしてくれる存在になります。

お見合いがある場合は、縁談を両家に持ち掛け仕切る「世話人」の役割を担います。

しかし、仲人を立てたカップルは全体の1.8%とかなり少ないようですね。

( ゼクシィ 結婚トレンド調査2021調べ )

仲人の役割①結納

仲人は結納の際、結納品のやり取りや進行役を担います。

結納のうち、両家が顔を合わせず行う「正式結納」では仲人が両家を行き来するため、仲人は必須の存在です。

しかし、両家が顔を合わせて行う「略式結納」では、両家間で結納品のやり取りができるため、仲人を立てない場合もあります。

また、結納自体を行うカップルは全体の約10%と少数派。

最近は結納ではなく、両家顔合わせを行う方が主流ですね。

仲人の役割②結婚式

仲人は、結婚式当日にも立合い、新郎新婦の結婚誓約の証人となります。

披露宴ではあいさつやスピーチを担当し、お色直しにも付き合います。

仲人の役割③結婚後

仲人は新郎新婦の結婚後も続きます。

相談役として2人を見守ります。

媒酌人の役割は?

媒酌人の役割は仲人と似ていますが、「結婚式のときだけ」新郎新婦のお世話をするというのが媒酌人です。

媒酌人の役割①結婚式

結婚式(挙式)に立合い、披露宴では挙式が無事に執り行われたことをゲストに報告したり、スピーチを担当したりします。

媒酌人は両家親族の立場にあり、ゲストをもてなす側として参列します。

披露宴では、媒酌人が新郎新婦のサイドに着席するようです!

その他にも、結婚式中の新郎新婦のお世話を全般的に行います。

仲人がいる場合には仲人が媒酌人の役割を担います。

媒酌人を立てるカップルは全体の約10%と少数。

ご両親の意向や仕事の関係上立てる、という方が多いようですね。

仲人・媒酌人は誰に頼む?

仲人も媒酌人もお願いするのはこのような人がおすすめです

  • 新郎新婦のこと(どちらか一方でも可)をよく知っている夫婦
  • 会社の上司夫婦
  • 学生時代の恩師夫婦
  • 親戚夫婦

このように信頼できる「目上の方」に「ご夫婦で」担ってもらいます。

せっかくなら夫婦仲の良い方にお願いしたいですね。

一般的には新郎側の知り合いに依頼します。

仲人と媒酌人についてまとめ

  • 仲人は(お見合い)結納~結婚後と2人の相談役として長く付き合いを持つ人
  • 媒酌人は結婚式のときのみ新郎新婦をサポートする人

どちらも、新郎新婦をよく知る目上の夫婦に依頼するとよいでしょう。