結婚式や披露宴での両親に向けた定番演出【花嫁の手紙】

友人や親戚の結婚式に出席すると、披露宴で花嫁が両親に手紙を読む演出をすることがよくあります。花嫁の両親にとって感動の演出で、披露宴に出席したゲストにとっても感動をおぼえるシーンです。しかしこれは普段から仲の良い家族であれば、抵抗なくできることかもしれません。両親ともに仲良くて、結婚するまで実家で過ごしているような花嫁さんであれば、人前で両親に感謝の手紙を読み上げるのは少し勇気のいることですが、披露宴の演出に入れている方は多いようです。

しかし、どの花嫁の家庭も円満とは限りません。結婚式までに花嫁の両親が離婚していたり、同居していても仲が悪い状態だと、両親に感謝する手紙を書くのはかなり難しそうです。花嫁にとっても、お父さんは好きだけどお母さんは嫌いとか。お母さんは好きだけどお父さんとは会話するのも嫌ということがあります。子供に対して暴言が多かったり、酒癖が悪かったりと子供にとって存在するだけで迷惑な親というのも、まれにはいます。そんな両親に対して結婚式の演出のためだけに感謝の手紙を読むのは辛いことでしょう。
結婚式場のプランナーさんからよく勧められる「花嫁の手紙」ですが、どうしても気持ちが入らない、手紙は無理という場合は、手紙はやめて花束贈呈だけにしましょう。ただし、育ててくれた恩はあるので、一言「育ててくれてありがとう」だけは伝えたほうが良さそうですね。花束贈呈だけでは物足りないと感じるのであれば、両親にとって喜ばれるような記念品をプレゼントしてみてはいかがでしょうか?

普通は花束をプレゼントするだけでも喜んでくれるものですが、正直「花より団子」と考えているようなシビアな両親であれば、金券に匹敵するような価値ある記念品がいいでしょう。旅行券や、カタログギフト、お米、ブランド品のアクセサリー等高額な記念品をプレゼントすればきっと喜んでくれることでしょう。定番のウエイトベア(出生時の体重と同じ重さのテディベアのぬいぐるみ)などありきたりの記念品は控えることをおすすめします。
日本の結婚式でよくある「花嫁の手紙」ですが、海外の結婚式ではそのような演出はありません。その代わり、バージンロードを一緒に歩いたり、花嫁と父親がラストダンスを踊るという演出になるようです。結婚式場が普及する前の日本では、花嫁の支度は新婦の家で行い、新郎の家に移動して祝言をあげていました。したがって、花嫁が両親に感謝の気持ちを伝えるのは、嫁入りに出発する前の家の中でした。公に見せず家の中で伝えるのも、日本の良いしきたりかもしれません。

ご両親へのプレゼントにおすすめなのが、「木目がつながる三連時計」。
一枚板から作られた新郎新婦家・新郎家・新婦家のための3つの時計です。
3つの家族が結婚式をスタートとして、新たに同じ時を刻んでいきます。
木材を選び、デザインをカスタマイズして、ご両親へのメッセージを刻めば、世界でオンリーワンの両親プレゼントになります。

詳しくは三連時計の木の暮らし公式サイトで紹介しています。

結婚式で両親にプレゼント 木目がつながる三連時計