プロポーズで2人の気持ちが決まり、それぞれの親にあいさつがすんだら次は「両家顔合わせ」!
親同士が初めて会う、という方がほとんどだと思うので自分たちがリードして楽しい会にしたいですね。
両家顔合わせの基本的な流れを中心に
- 記念品は渡す?
- 服装は?
- 気になるマナー
などを一気にご紹介!
両家顔合わせの流れ
両家顔合わせは、新郎新婦と両家の親が集まる会のことで、主に食事会を伴います。
特別な決まりはないので、フォーマルにもカジュアルにも自分たち次第で好きな雰囲気にすることができます。
最も一般的かつ適度にかしこまった両家顔合わせの流れを紹介します。
- 集合・着席
- はじまりの挨拶
- 両家紹介
- 婚約記念品披露・記念品贈呈
- 乾杯・食事
- 締めの挨拶
このほかにも、婚姻届の披露や証人欄の記入をしてもらうことも多いですね!
正直、記念品や婚姻届けは食事をしながらか、食後でもいいかと思います。
早く食事を頂きたいです。(笑)
両家顔合わせは約9割のカップルがしている!
”両家顔合せ”というと堅苦しい印象もありますが、顔合わせは結婚したカップルのうち約9割が行っている大切な行事です。
家同士の繋がりを深めるためにも、新郎新婦が舵を取って進めていきたいですね。
また、親としては自分の子どもの結婚相手の親がどんな人なのか知っておきたいという気持ちが大きいです。
互いの家族のことについて楽しく知れる機会にしましょう。
両家顔合わせのあれこれは新郎新婦経由でしっかり確認を!
両家顔合わせで確認すべき
- 場所
- 記念品
- 手土産
- 支払い
- 服装
について、みんながどうしているのかという事も含めて紹介していきますが、どの点でも大事なのは
- 【両方の親に事前確認をする】
- 【伝え忘れなどがないようにする】
ということです。
自分たちを経由してしっかりと情報共有ができるようにしましょう。
両家顔合せはどこで行う?
両家顔合せは
- 料亭
- ホテル
- レストラン
で行う場合が合計で約7割。( ゼクシィ 結婚トレンド調査2022調べ )
それに次いで【妻の家】となっています。
お祝いなので、少し贅沢なお食事を選ぶ人が多いですね。
ほかに抑えておきたいポイントは2点。
- 個室
- 実家同士が遠い場合の場所
ほとんどの場合、親同士が会うのは初めてでしょう。
まわりに気を遣わず色々な話ができるよう、【個室】のあるお店がおススメです!
それぞれの実家が離れていたり、自分達も実家も離れている場合、顔合わせ会場の場所選びも慎重に。
中間距離を取るのか、誰かに大移動してもらうのか、相談しましょう!
それぞれで負担してもらえるとは思いますが、交通費のことも一応確認しておきましょう。
相談は、自分で自分の親に、がお互いにとってやりやすいですね。
当然ですが、食物アレルギーや苦手な食べ物がないかも確認必須です!
両家顔合わせで記念品は必要?
最近のトレンドとして、両家顔合せで新郎新婦から両親へ記念品(プレゼント)を贈る、という流れがあります。
この記念品は【結ギフト】とも呼ばれ、新たに家族となったことをお祝いし、両親へ感謝を伝えるという贈り物です。
家族のつながりを感じられるような贈り物を選ぶと良いですね。
しかし、この結ギフトは必須ではないので、しなくても全く問題ありません。
ただ、結婚という人生の大きな節目に感謝の気持ちをこめて贈るプレゼントはとても喜ばれるでしょう。
特に、結婚式をしないカップルには結ギフトがオススメです。
両家顔合わせの時の手土産は必要?
両家顔合せでは、手土産を用意すると良いでしょう。
両家でそれぞれ持ち寄り、緊張をほぐすきっかけにしたいですね。
それぞれの地方の名産品などであれば会話も弾むでしょう。
ここで一番起きてはいけないのが、どちらか一方だけ手土産を用意してきた、という事です。
また、あまりにも手土産のクオリティ(金額など)に差が出るのも良くありません。
新郎新婦を経由して、手土産の有無や金額の目安を揃えておきましょう。
手土産の金額の目安は3~5000円です。
両家顔合わせの支払いは誰がする?
両家顔合せの支払いは、新郎新婦が負担する場合が多いです。
「お嫁に来てもらう側だから」と新郎側の親が支払いを申し出ることや、両家の親で折半するというパターンもあります。
当日に誰が支払うか相談しなくていいように、支払いについては事前に伝えておきましょう。
両家顔合せの費用は1人1万円ほどで、合計5~10万円以内になることが多いです。
参加人数によっても大きく変わってくる部分ですね。
両家顔合わせの服装は?
両家顔合わせの服装は、実施会場の雰囲気に合わせればOKです。
大抵の場合、料亭やレストラン、ホテルになると思いますので、それぞれのお店に合った服装且つ、きちんと感のある服装が◎
ここでも大事なのは両家の服装の雰囲気(テイストや格)を合わせておくこと!
どちらかがフォーマル、どちらかがカジュアルだと気まずくなります。
きちんと感も出て、会場の雰囲気にもなじむ定番の服装は
- 男性:スーツ
- 女性:ワンピース
です!
かしこまりすぎるのはイヤ!カジュアルでもOK
堅苦しい雰囲気が苦手だったり、すでに両家の交流がある場合にはカジュアルめのお店で服装がラフでもOKです!
ただし、「カジュアル」というのは人によって感覚が大きく違うと思うので
- 男性はシャツ着用
- ジャケット・ネクタイの有無
- ジーンズ・サンダルは無し
など細かく決めておいた方が良いです。
親に「私たちはこんな服で行くよ~」と伝えてあげましょう!
両家顔合わせの服装:男性(新郎)はスーツ!
男性は黒・紺の派手すぎないスーツ。
シャツも白か薄いブルーなど爽やかさのあるものを選ぶのがベターです。
ネクタイも華美過ぎないものを合わせましょう。
シャツのシワはもちろん、靴下の毛玉や穴も気を付けてくださいね。
両家顔合わせの服装:女性(新婦)はワンピース!振袖もOK!
女性は上品な雰囲気のワンピースがオススメです。
ひざより下の丈で露出は控えめに。
お祝いの席なので明るくて華やかな色を選びたいですね。
柄は大きめの派手なものは避けて小さな柄物か、無地が無難。
足元はストッキングにパンプス!
また、女性は振袖を着る場合もあります。
成人式の時に振袖を着た人も多いと思いますが、振袖は【未婚の女性が着る】着物です。
新婦にとって、振袖を着られる機会はラストチャンス!
着付けの手配が増えますが、よい機会になると思います。
ただ、振袖は和装の中で最も格の高い「第一礼装」です。
カジュアルな雰囲気のあるお店や、ほかの家族の服装とのミスマッチが起こらないように気を付けましょう。
振袖を着るなら、高級料亭や高級ホテルがBESTだと思います。
両家顔合わせで押さえておきたいマナー
結婚は2人にとってのビッグイベントですが、親からしても超ビッグイベントです。
両家顔合わせは大切に育ててきた娘・息子が人生のパートナーに選んだ人とその親に会う、という節目なのでマナーには気を付けたいですね。
相手の親に良い印象を持ってもらうためにも頑張りたいところ。
- 清潔感
- 言葉遣い
などは当然ですが、ちょっとしたマナーもご紹介します。
パートナー・義理の家族の呼び方
両家顔合わせの場では新郎新婦お互いのことを【〇〇さん】と呼びましょう。
つい、いつも呼んでいる呼び方になってしまいそうですが相手の親御さんがいる、という一定の緊張感は持っておきたいですね。
(名前とかけ離れたあだ名などでない限り、実際のところはそんなに気にしない親御さんが多いと思います)
また、義理の家族については【●●さんのおかあさん(おとうさん)】と呼びましょう。
せっかくの機会なので、【何と呼んだらいいか】みたいな会話もできるといいですね!
挨拶や進行担当を決めておこう!
- 会の初めと締めの簡単な挨拶
- 家族紹介などの進行
を誰が行うのか、事前に決めておきましょう!
とはいえ、両家を結びつけたのは新郎新婦のおふたりなので、新郎新婦のどちらかが行うものですね。
一般的には新郎がリードすることが多いです。
挨拶や、会の中でなにかすること(写真撮影など)がある場合は、どのように案内するか決めておいた方がいいですね。
特に気にかけておきたいのは【締めの挨拶のタイミング】
食事やお酒を楽しんで、歓談もきっと盛り上がることでしょうが、うまくタイミングを見つけましょう。
席の時間が決まっている場合は親にもそれとなく伝えておくのがいいかもしれません。
楽しい食事会にするためのアイデア
子どもの結婚相手の親に会う!ということで自分たちはもちろん、親もすごく緊張しているはずです。
なかなか多くはない両家が集まる時間なので、楽しい時間を過ごしてたいですね。
両方の親を知っている新郎新婦が会話をリードしてあげてください。
そのためのアイデアは、【両家顔合わせのしおり】を作ることです。
両家顔合わせのしおりには、挨拶や式次第以外に
- 新郎新婦のプロフィール(趣味など)
- 家族のプロフィール
- 結婚式について(会場など)
- 2人の住所や連絡先
と、話のタネになりそうな内容を盛り込みましょう!
しおりはアプリを使えばスマホでも簡単にかわいく作ることが出来ますし、無料ダウンロードできるデータもネット上にたくさんあります!